デフォルトでインストールされるproftpd.confでは、細かい設定は出来ません。
ここでは、私自身が便利だなとおもっている設定を紹介します。
proftpd-1.2.9.tar.gzをインストールしたものとして説明しています。
デフォルトでインストールされるproftpd.confでは、細かい設定は出来ません。
ここでは、私自身が便利だなとおもっている設定を紹介します。
proftpd-1.2.9.tar.gzをインストールしたものとして説明しています。
セキュリティ的におすすめできませんが可能です。
一時的に設定し、用が無くなったらコメントアウトしましょう。
RootLogin on
ディレクトリを表示する時の ls コマンドのオプションを指定することができます。
このオプションをつけることでデフォルトですべてのファイルが表示されるようになります。
ListOptions "-a"
時刻表示はデフォルトでGMTになっており、日本時間にするには以下の構文を追加します。
TimesGMT FALSE
FTPのログインをはやくするには以下の2行を追加することではやくなります。
UseReverseDNS off (1) IdentLookups off (2)
(1) ログイン時の逆引きを禁止します。名前が引けないことによるログイン遅れを解消します。
(2) デフォルトでは、ユーザーの確認のためidentプロトコルが稼動します。必要ありませんしまたログイン遅れの原因にもなりますので禁止します。
バージョンを隠すには以下の構文を追加します。バージョンを隠すことによりハッカーへの対策(小さいですが)になりますので、なるべく隠しましょう(^^;
ServerIdent off
チェンジルートを行っても一部ユーザのみは除外したいということありますよね?
以下のように!につづけてグループ名を記述すれば、チェンジルートの除外ができます。
DefaultRoot ~ !hoge
上記はhogeグループ以外はホームディレクトリにチェンジルーとするという意味になります。
デフォルトでは/etc/passwdに存在するユーザであればログインができます。
利用するユーザが決まっているのであればグループ単位で制御しましょう。
<Limit LOGIN> DenyAll AllowGroup hoge AllowGroup huga </Limit>
上記はhoge,hugaグループのみログイン出来るようになります。
ユーザを作成する基本はリモートログインを出来ないようにするため無効なシェル(/等)を与えることがあると思います。
proftpはデフォルトで/etc/shellsを参照し、定義していないシェルはログインが出来なくなっています。単純にログインさせたいシェルを記述すれば良いのですが面倒ですよね。
RequireValidShell off
wuftpでは/etc/passwdのホームディレクトリを
/home/hoge/./public_html
とすることでログイン時、自動にpublic_htmlへ移動するように設定ができました。
proftpdでも同じ事が出来ないかと思ったら以下の記述で出来るようです。
DefaultChdir public_html users
上記はusersというグループがログイン時にpublic_htmlへ移動するという意味になります。
xferlogにはファイルの更新状況についてログはのこりますが、より細かく残すには以下のコンフィグを追加しましょう。
ExtendedLog /var/log/proftp.log
これで全てのコマンドを保存するようになります。
また、ログインなどの情報も指定したファイルに保存するには以下のコンフィグを追加しましょう
SystemLog /var/log/proftp.log
デフォルトではsyslog経由ですが直接ファイルに出力するようになります。
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