ソースの入手
以下のURLから最新のソースを入手してください。
http://www.proftpd.org/
今回は今現在(2004.3)で最新のapache1.3.29をダウンロードしました。
ftp://ftp.proftpd.org/distrib/source/proftpd-1.2.9.tar.gz
以下のURLから最新のソースを入手してください。
http://www.proftpd.org/
今回は今現在(2004.3)で最新のapache1.3.29をダウンロードしました。
ftp://ftp.proftpd.org/distrib/source/proftpd-1.2.9.tar.gz
ここではproftpd-1.2.9.tar.gzをダウンロードしたものとして説明します。
標準インストールでは/usr/local/以下にインストールされ、後々管理しにくいのでここでは、/usr/local/proftpd にインストール場所を指定したインストールをします。
$ tar xvfz proftpd-1.2.9.tar.gz $ cd proftpd-1.2.9 $ ./configure --prefix=/usr/local/proftpd $ make $ su # make install
これでインストールは完了しました。/usr/local/proftpd にファイル群がインストールされているはずです。
設定ファイル/usr/local/proftpd/etc/proftpd.conf を編集します。
最低限以下の定義は編集しておきましょう。
(1) 動作方法の変更
利用頻度の低い?FTPのサービスはスタンドアロンではなくスーパーデーモン経由で動作させます。
ServerType inetd
(2) Proftpd起動ユーザ、グループの変更
FTPの動作ユーザが、デフォルトで
ユーザ nobody、グループ ngroup
となっていますが、私の構築環境のTurbolinuxではnogroupグループが存在しないので以下のように修正しました。
User nobody Group nobody
(2) アノニマス(Anonymous)FTPの停止
デフォルトの設定では <nymous ~ftp>~ <onymous>が有効になっています。
アノニマスFTPは利用しないのでコメントか削除しましょう。
/etc/xinet.d/ftp のファイルを以下のように作成し
# for ProFTPD configuration service ftp { flags = REUSE socket_type = stream wait = no user = root server = /usr/local/proftpd/sbin/in.proftpd log_on_failure += USERID disable = no }
xinetを再起動します。
# /etc/rc.d/init.d/xinet restart
psコマンドでftpプロセスがあれば起動できていると思います。
実際にFTPソフトを使って接続してみよう。
ん???接続するとmessageログに何故かPAMのエラーが発生していました。
PAM(hoge): Authentication failure.
接続には問題はないようですが、気味が悪いのでPAMの設定追加をしました。
# proftpd.confに追加
AuthPAMAuthoritative On
AuthPAMConfig ftp
/etc/pam.d/ftp というファイル名でPAMファイルを追加
auth required /lib/security/pam_unix.so account required /lib/security/pam_unix.so
これでエラーが無くなりました。(^^;
また、このままだとチェンジルートされず、ルートディレクトリ(/)が丸見えです。
# proftpd.conf追加 DefaultRoot ~
この文を追加し、xinetを再起動すればユーザのホームディレクトリにチェンジルートされます。
これでユーザ領域しか見えなくなりますのでセキュリティ的にも安心です。
これで標準のインストールは完了です。
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