データベースでよく耳にするのはOracleだと思いますが商用でフリーでの構築はできません。
ここではフリーでかつ日本人が多く利用しているpostgreSQLの構築メモを公開しています。
データベースでよく耳にするのはOracleだと思いますが商用でフリーでの構築はできません。
ここではフリーでかつ日本人が多く利用しているpostgreSQLの構築メモを公開しています。
以下のURLから最新のソースを入手してください。
http://www.postgresql.org/
今回はpostgresql-7.3.1.tar.gzをダウンロードしました。
ftp://ftp.jp.postgresql.org/src/7.3.4/postgresql-7.3.4.tar.gz
まず、データベース専用ユーザの作成をします。UID,GIDはシステムにあわせて変更していください。 私はUID,GID共に88として説明します。
# groupadd -g 88 postgres # useradd -u 88 -g 88 -d /usr/local/pgsql postgres # chmod 755 /usr/local/pgsql/
インストールは作成したデータベースユーザpostgresで作業を行います。
# su - postgres $ tar xvfz postgresql-7.3.4.tar.gz $ cd postgresql-7.3.4 $ ./configure --enable-multibyte=EUC_JP --enable-syslog $ make all $ make install
これで/usr/local/pgsql以下にインストールされるはずです。
また、 コマンドにパスを通すためにpostgresの.bash_profileに以下のPATHを追加します。
テキストエディッタをつかって最後に追加してください。
export PATH="$PATH":/usr/local/pgsql/bin export POSTGRES_HOME=/usr/local/pgsql export PGLIB=$POSTGRES_HOME/lib export PGDATA=$POSTGRES_HOME/data export MANPATH="$MANPATH":$POSTGRES_HOME/man export LD_LIBRARY_PATH="$LD_LIBRARY_PATH":"$PGLIB"
即座に有効にするために以下のコマンド打ちます。
$ source ~/.bash_profile
これで再度.bash_profileが再読込されます。
DBを作成する為の領域を作成します。
# mkdir /usr/local/pgsql/data # chown postgres /usr/local/pgsql/data
DB の初期化をします。postgresユーザで実行してください。
# su - postgres $ initdb -D /usr/local/pgsql/data
-Dはデータベースの格納場所をしています。
※環境に応じて場所を変更してもよいでしょう。
これでDBの初期化は完了しました。
起動スクリプトは展開したソース内の
contrib/start-scripts/linux
を利用します。
# cp contrib/start-scripts/linux /etc/rc.d/init.d/postgres # chmod 755 /etc/rc.d/init.d/postgres
起動は移動したスクリプトをstartし起動します。
# /etc/rc.d/init.d/postgres start
これでpostgreSQLの構築は完了です。
基本操作については postgreSQL基本操作 を参照してください。
PostgreSQL 8 for Windows (Database Professional's Library) Mcgraw-Hill Osborne Media / Richard Blum ¥ 5,707 |
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Beginning PostgreSQL 8 Hungry Minds Inc,U.S. / Edward Lecky-Thompson, Clive Gardner ¥ 6,453 |
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Database-SQL-Rdbms Howto: Postgresql Object Relational Database System Iuniverse Inc / Alavoor Vasudevan |